
ネットストアの基準というなら
この無印良品ネットストアを一番にあげたい。
シンプルでいてそつのないデザイン、
わかりやすい無印良品のナビゲーション。
ここまで成熟するには、2000年の秋公開から
10年かかっていることになります。
その理由はというと……

無印良品の商品紹介コンテンツでは、
画面から質感と温度感がつたわるようなデザインに。
たとえばファッションで言えば
コーディネートカタログのコンテンツでは
モデルが着用したコーディネイト例を大きく見せて、
3方向からの角度からの写真をそれぞれ見せているので
商品のボリューム感やシルエットが
イメージしやすい。
また、ネットで一番表現が難しいと言われている「素材感」に関しては、
各商品詳細ページにて、
「生地のアップ写真」と「部分拡大写真」を5点以上掲載しています。
どの写真もライティングを工夫して、
「素材感」をできるだけ強調するようになっている点が
素晴らしい。

商品のスペックについても、
お客様を意識した気遣いを感じます
ネットストアの在庫表示だけでなく、全国のリアル店舗の在庫も
各商品紹介ページで表示されています。
これは、リアル店舗によく行くお客様も、
無印良品ネットストアのWEBサイトを
よくご覧になっているから
ということを意識されているのでしょう。
配送料も各商品ごとに表示されている点も嬉しいです。
たった2色のカラーリング
色づかいも注目したいところ。
コーポレートカラーの赤と、黒の2色のみ。
濃淡でバリエーションをだしているが、
商品以外は他の色を使っていません。
だからよけいに商品が引き立ちます。
これは是非、ネットストアをつくるなら真似をしたいポイントです
さりげなく「デジタルちらし」のコンテンツもあります。

バーチャルなリアル店舗としての
ネットストア
TOPページのレイアウトにおいて
無印良品のネットストアから見習うべき点が
いくつかあると思います。
過激な「売り」ではなく、
ブランド色を損なわない静かな「売り」が
心地いい。
この「心地いい」の演出ということが大きなポイント。
リアル店舗なら「いらっしゃいませ」のお声がけからはじまり、
他のお客様がうろうろする中を見ていくことになります。
しかし、
無印良品ネットストアは「お店とお客様」との1対1の世界。
「一人のお客様のためのショップ」になるわけです。
そこに「過激な客寄せ」は必要ないですね。
TOPページも色とりどりの特集バナーボタンはなく
あくまでも「お客様本位」の編集レイアウト。
気持ちのいいWEBサイトです。






